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【酸素欠乏】ピット内作業は要注意!

  • takedensha
  • 8月5日
  • 読了時間: 4分

命を守る、たったひとつの意識

こんにちは、竹電社です!

今回のブログでは、現場でも特に注意が必要な「ピット内作業」について取り上げます。

電気工事の現場では、時折「ピット」と呼ばれる地下空間や床下スペースに入って作業を行う場面があります。 配線やラックの取り付けなど様々な工事で使われる空間ですが、このピット内作業、実は私たちの「命」に関わる非常に危険な作業でもあるのです。

ピットとは?どんな作業があるの?

「ピット」とは、建物や設備の床下にある空間のことを指します。 設備機器や配線、配管などが通っている場所で、外から見えない部分の工事や点検を行うためのスペースです。

電気工事では、

  • 幹線のルート確保

  • 配線作業

  • ケーブルラックの設置

  • アース工事 など

こうした作業の一部がピット内で行われることがあります。

ピット内作業はなぜ危険なのか?

一見、ただの「狭い空間」でしかないように見えるピット。しかし、そこには見えないリスクが潜んでいます。

① 酸欠のリスク

最大の危険要素は「酸素欠乏症」です。空気が循環しにくいピット内では、酸素濃度が低下している可能性があります。 酸素が不足した状態で作業を続けると、軽いめまいや倦怠感からはじまり、重症になると意識を失い、最悪の場合命を落とすケースもあるのです。

② 有害ガスの発生

ピット内には排水や汚水がたまることもあり、メタンガスや硫化水素などの有毒ガスが発生していることもあります。無臭で気づかないケースもあり、非常に危険です。

③ 避難経路が限られる

狭く、出入口がひとつしかないピットも多くあります。万が一体調が悪くなっても、自力で脱出できない構造の場合、救助にも時間がかかります。

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有資格者の立ち合いが絶対条件

ピット内作業を行う際は、必ず**「酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育」の修了者(=有資格者)**が立ち会い、以下のような安全確認を徹底する必要があります。

  • 作業前の酸素濃度測定(19.5%以上で作業可)

  • ガス検知器の使用

  • 換気扇の設置・運転

  • 入退場管理

  • 安全帯・ヘルメットなど保護具の着用

  • 非常時の対応手順の確認

現場では「まあ大丈夫だろう」という慢心が一番危険。ちょっとの確認不足が、取り返しのつかない事故を招きかねません。

実際にあったヒヤリハット

ある現場での話です。配線工事のために作業員がピットに入り、15分ほど経過した頃、目の前がかすみ、めまいを感じたという報告がありました。

すぐに救出され、酸素吸入と休息で事なきを得ましたが、あと少し発見が遅ければ…とゾッとしたそうです。

このとき、作業前の酸素濃度測定を「前日に済ませたから今日も問題ないだろう」と省略していたことが原因でした。

現場は生き物です。昨日の安全が、今日も安全とは限りません。

竹電社ではピット内作業前に“これ”を徹底!

私たち竹電社では、ピット作業に入る前に以下の項目を毎回チェックしています。

  • 酸素濃度測定をその場で実施(必ず当日)

  • ガス検知器の作動確認

  • 作業員の健康状態の確認(飲酒・寝不足の有無)

  • 退出時間のタイマー管理

  • 有資格者によるダブルチェック

安全は手間をかけるほど高まります。どれも「やったつもり」ではなく、「確実にやる」ことが重要です。

最後に:命あっての仕事です

ピット内作業は、電気工事の中でも命に直結する工程のひとつです。道具や技術だけでなく、“意識”が最も問われる場所とも言えます。

だからこそ、現場ごと・作業前ごとに確認を怠らず、万全の準備と慎重な行動が必要です。

「今日も無事で帰る」そのために、ひと手間を惜しまない。 それがプロとしての責任です。

これから夏場にかけては気温・湿度も高まり、ピット内の作業環境もさらに厳しくなります。 改めて、**「ピットは危険な場所」**という意識を持ち、安全最優先で取り組んでいきましょう!

📢 次回のブログもどうぞお楽しみに!

 
 
 

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